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| 今では全国どこの蔵元でも純米酒を発売しているが、つい30年ほど前までは、醸造アルコールや糖類を加える酒づくりが常識で、純米酒という言葉さえ知られていなかった。そんな中、昭和30年代の後半、すでに純米酒を「無添加酒」として発売していたのが玉乃光酒造である。当蔵元は、その後も「純粋日本酒協会」を発足させるなど、純米酒の普及と向上に大きな役割を果たしてきた。よい酒づくりはよい米から、というモットーを掲げている蔵元は少なくないが、当蔵元の場合は、その後さらに、よい米づくりはよい土づくりから、とくる。当蔵元では早くから岡山県の農家と関係を結び、良質の備前雄町を契約栽培しているが、それだけではない。化学肥料を使うと土が衰えて酒米の質が落ちるから、と有機肥料を100%使った栽培を行っている。 |
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