焼酎story

黒糖焼酎

焼酎storyでは、全国の焼酎蔵の歴史や銘柄の成り立ちなどをご紹介します。
芋・麦・米・黒糖・そば・泡盛・・・焼酎には全国にたくさんの種類と銘柄があります。
あなたの好みの銘柄・蔵について、より知識を深め、興味を広げていただくきっかけとなれば幸いです。

黒糖焼酎

鹿児島県の奄美諸島だけでつくられている焼酎。黒糖を原料とした蒸留酒といえば、世界的
にラム酒が有名であり、かつて奄美諸島で造られていた島酒もラム酒と同じ製法であった。
しかし、昭和28年(1953)沖縄とともにアメリカの統治下にあった奄美諸島が日本に返還され
たときに、奄美の島酒は日本の酒税上、ラム酒と同じスピリッツに分類され税率が高くなって
しまうため、一次仕込みで米麹をつかうことで本格焼酎のジャンルに入れた。同時に、黒糖
焼酎は奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の6島のみで造ることが許可され、
サトウキビの産地で有名な沖縄は黒糖焼酎を造ることができない。黒糖焼酎は、ほのかな黒
糖の香りがあり、焼酎の中ではもっとも洋酒に近い風味を持つ。黒糖の収穫は1月から4月に
かけて行われている。収穫された年度内の黒糖を新糖、収穫1年以上たったものを旧糖とい
う。新糖でつくったものは黒糖の香りが強く、旧糖でつくったものは香りが低いが、風味に落
ち着きがある。与論島には「与論献奉」という15センチほどの杯に黒糖焼酎をなみなみと注
いで客をもてなす風習がある。杯を受けた者は何事かスピーチをなした後、これを飲み干し、
最後の一滴を手に取って、杯をあけたことを示す。

銘柄 都道府県 製造元





奄美(あまみ) 鹿児島県 奄美酒類
あまみ六調(あまみろくちょう) 鹿児島県 大島食糧


稲の露(いねのつゆ) 鹿児島県 沖永良部酒造


おやじあじゃ 鹿児島県 (有)奄美大島にしかわ酒造


加那(かな) 鹿児島県 西平酒造


里の曙(さとのあけぼの) 鹿児島県 町田酒造


島一番(しまいちばん) 鹿児島県 叶シ平本家
しまっちゅ伝蔵(しまっちゅでんぞう) 鹿児島県 喜界島酒造
昇龍(しょうりゅう) 鹿児島県 原田酒造


天下一(てんかいち) 鹿児島県 新納酒造


長雲(ながくも) 鹿児島県 (有)山田酒造


花恋慕(はなれんぼ) 鹿児島県 沖永良部酒造


緋寒桜(ひかんざくら) 鹿児島県 大島食糧


まんこい 鹿児島県 弥生焼酎醸造所


八千代(やちよ) 鹿児島県 叶シ平本家
弥生(やよい) 鹿児島県 弥生焼酎醸造所


龍宮(りゅうぐう) 鹿児島県 (有)富田酒造場


Lento(れんと) 鹿児島県 奄美大島開運酒造